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[衣笠店] 2022-12-13

補聴器と磁気のお話

本日は、補聴器と磁気のお話です。

そこで、まず最初に磁石の強さについてです。  

磁石の強さはガウスとテラスで表されます。
磁石の強さを数値化するときには2つの単位が用いられます。1つはガウス(G)、もう1つはテスラ(T)です。ガウスは科学者の間で確立したCGS単位系の磁束密度を指します。テスラは国際単位系であるSI単位系の磁束密度を示したものです。これら2つの単位を比較したとき、10,000G(10kG)は1T(1,000mT)と同等となります。ちなみに磁石の表面の磁力または磁石を使用した各製品の磁力の目安は、以下のようになっています。
・地磁気 0.3G~0.5G=300mG~500mG=30μT~50μT
・磁気ネックレス およそ1300G=130mT
・アルニコ磁石 およそ2500G=250mT
・ネオジム磁石 およそ5000G=500mT
・MRI およそ10000G~15000G=1T~1.5T
・超電導磁場を利用した素粒子研究所の加速器 およそ38T~45T



注意事項です。
・治療や検査の種類により補聴器に悪影響を与える場合があります。係りの人に補聴器をはずすかどうか確認をしてください。
・X線が照射されている場所や0,1T以上の強い磁場では補聴器をはずしてください。
・MRI検査のときは補聴器を検査室に持ち込まないでください。事故や故障の原因となります。



つまり、補聴器と磁気の相性はよくないのです。

肩こりなどの方が使用されている磁気ネックレスも例外ではありません。

0,1以下の磁場でも補聴器にノイズが発生することもあります。

補聴器をご使用されている方、これから補聴器をご使用される方、

是非、参考にしていただければと思います。


衣笠店 2022-12-13






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