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[逗子店] 2023-08-15

オーティコン補聴器を使ってみて

こんにちは。
本日は最近導入しました「オーティコン補聴器」について、実際の使用感についてお伝えしたいと思います。

今回の記事は、私が使ってみての感想を基にまとめていますので、個人差があることご了承ください。

【オーティコン補聴器とは何か】
デンマーク発祥のブランドであり、「BrainHearing（ブレインヒアリング）」、脳で聞くことを前提に開発されています。

補聴器ユーザーの多くは、「言葉を聞くこと」を求められます。ただ、言葉を聞くという事は実は容易ではありません。

どのような音が入ってきても、それは言葉なのか、それとも環境音なのかを判別できないと、「言葉を聞く」ということは出来ません。つまり、入ってきた音から、音の種類を聞き分ける必要があります。それを司るのが「脳」です。

あらゆる音を耳だけでなく、脳で感じて言葉を理解するということ、これが「ブレインヒアリング」です。

多くの補聴器メーカーは特定の方向からの音を聞きやすくすることが主流ですが、オーティコン補聴器はそれらとは全く異なるアプローチに基づき、360°あらゆる方向からの音を届けるという耳本来の働きを活かしたテクノロジーを搭載しています。

脳が情報を処理するためには、音情報が必要となりますが、それらを過度に抑えることなくほどよく届けてくれるので、脳で聞くことが可能となるそうです。

【使ってみた感想】
オーティコン補聴器の最新機種「リアル」を使用してみて、思ったこと3点。

①さまざまな音が入ってくるということ。
小さく静かという感じよりも、いろいろな音が聞こえてくるので、言葉がハッキリ聞こえるような感じ。対象物が動くと、その動きも分かりやすく臨場感があります。

②離れた声も聞こえてくる。
補聴器ユーザーの中で、近い距離が聞こえるけど、離れた距離がどうしても小さくて聞こえにくいという方が一定数います。ただ、オーティコン補聴器の場合、比較的大きく聞こえてくるように感じます。

③いきなりの騒がしい環境は少し大変。でも慣れたらいろいろ聞こえて良いかも。
音がいろいろ入ってくる点はとても良いことですが、音に慣れる必要があります。補聴器を始めてすぐは騒がしい環境だと少し大変かもしれません。ただ、どの補聴器もそうであるようにしばらく使用して慣らすことで、そういった環境でも対応しやすくなるかと思います。

補聴器の使用感は人それぞれですし、好みも違います。
ですが、臨場感を感じたい、いろいろな音を聞きたいという方にはとてもお勧めのブランドです。
少しでも興味を持っていただけましたら、幸いです。
実際に試聴体験していただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。

逗子店 2023-08-15

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