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90日間の補聴器トレーニング


初めての補聴器というのは、「雑音が気になる」とか「思ったより言葉が聴き取りにくい」というご評価を頂く事が、従来は多くありました。
快適な聴こえのためには、補聴器からの“聴こえに合わせた適切な音量”が必要になるのですが、今まで徐々に聞こえが低下して、少しの音しか聞いてこなかったお耳が、いきなり“適切な音量“を聞くと、慣れていないためうるさく感じてしまうのです。
今まで全く意識していなかった車の行き交う音、エアコンの動作音、紙をめくる音、トイレの水を流す音など・・・
普段の生活音が、急に大きくなると煩わしいものです。
また、それを避けるために音量を抑えて設定すると、うるささは軽減できるのですが、言葉の聴き取りが悪くなってしまいます。 でも心配しないでください。
これは補聴器を付け始めた初期調整の時期に、当たり前に起こる事なのです。



補聴器の荒木では“適切な音量”で補聴器を使用していただけるよう、慣れやすい小さめの音からまずはつけて頂きます。使っていただく間に、うるさく感じていた音を、脳が自然な音として対応するようになります。そのころ合いや補聴器を装用したときの効果(聴こえ具合)を確認しながら、90日間をかけて段階的に補聴器の聴こえを目標の大きさに徐々に調整していきます。

そのためには90日の間に、お客様には何回かお店にお越しいただきます。
その都度、補聴器を着けた効果を測り、慣れ具合を確認しながら音の調整をしていきます。



補聴器購入前には、みなさんさまざまな不安を抱えています。
・補聴器をつけて効果があるのか?
・どのくらい聞こえるようになるのだろう?
・自分に使いこなせるのか心配

当店スタッフがトレーニングを通して、皆様の不安を少しずつやわらげていきますのでご安心ください。