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[衣笠店] 2022-06-03

充電式補聴器は、そもそも何がいいのか?

こんにちは。

本日は充電式補聴器についての、おさらいのようなお話です。

従来の電池式に比べて電池交換の手間が省けて便利なため、

ここ数年で、多くの補聴器メーカーが充電式の補聴器を販売するようになりました。



そもそも「補聴器って電池で動いているの?」と、驚く方も多くいます。

そして、実際に電池式の補聴器を使用すると、

その電池を見て、サイズの小ささと寿命の短さに困惑される方もいらっしゃいます。


充電式のメリット①

それは、なんといっても操作性。

つまり日々の扱いやすさです。

若くて手や指を動かすことに何の支障もない方にとっては理解しにくいかもしれませんが、

補聴器用空気電池の交換は意外とわずらわしいものです。

上手くできない、入れる向きを間違えてしまう、という方も多くいます。


補聴器の空気電池の大きさは、4種類あります。

直径は最大でもたった約11ミリ、

最小ですとなんと直径約5ミリしかないものもあり、

かなり小さいものです。

一緒に補聴器の相談にいらっしゃるお連れ様には、

ご高齢の方がこの電池交換をする感覚を、

「私たちが軍手をはめて、電池を交換するようなもの」

とお伝えしイメージしていただいています。

電池式の補聴器の場合、この電池交換を毎週行うことになります。

電池交換の体験をしてみて、うまくいかなかったり、

面倒に感じるようでしたら、充電式補聴器をオススメいたします。

「1週間に1回ならなんとかなるか・・・」とお思いかもしれませんが、

意外と面倒だとおっしゃる方が多いのが現状です。

電池の交換が面倒ですと、補聴器を使用すること自体が億劫になってしまい、

使わなくなってしまうことも考えられます。

それでは本末転倒です。

充電式補聴器ですと、睡眠中などの使用していないときに、

専用充電器に載せておくだけですから、非常に手軽で簡単です。



充電式補聴器のメリット②

それは、充電式補聴器本体の故障リスクが低いということです。

補聴器本体の故障の原因で目立つのが、

汗や湿気などにより補聴器本体内に発生する錆(サビ)です。

電池式補聴器の場合、空気電池を入れるケースの内部に

サビが発生することが、意外と多くあります。 

これは、電池交換用のロッカー(電池を出し入れする場所)から、

どうしても汗が入り込んでしまう事が原因です。

充電式補聴器の本体の場合、この電池交換用のロッカーがないので、

密閉状態が保たれています。 

なので、汗や水分が入り込まないため故障しにくいのです。




デメリットとしては、充電器代がプラスされるので、金額が高くなる、

災害時等の停電の時に不安、

などがあげられます。

停電時においては、ポータブル充電器タイプも発売されていて、

充電器本体に蓄電しておくことにより3~4日ほどは充電機能が持つので、

不安な方はそういった選択肢もあります。

値段に関しては、長ーいランニングコストで考えないと電池式に軍配があがりますが、

上記のようなメリットに魅力を感じていただける方には

やはり充電式がオススメです。



以上、参考になれば幸いです。




大浦




衣笠店 2022-06-03






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