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[衣笠店] 2021-06-27

補聴器の敵は湿気だけにあらず!

こんにちは!

スッキリしない天気が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

梅雨といえば、何かと湿気に悩まされる時期ですが、補聴器も「湿気に弱い物」の1つ。
空気中の水分や、気温差による結露、汗などによって、補聴器内部に湿気がたまると、
音質が低下してしまったり、故障してしまったりします。


そのため、補聴器は「乾燥させること」が重要で、
就寝中など、使用していないときは乾燥剤入りのケースに保管して頂いたり、
1~2カ月に一度のお店での強力乾燥をオススメしています。



そんなこんなで補聴器ユーザーを悩ませる湿気問題ですが、
最近では、補聴器の防水機能が以前より高機能になっていたり、
以前の耳掛け式補聴器よりも汗の侵入リスクが比較的低い「充電式補聴器」や「耳穴式補聴器」が一般的になってきたり、
ご自宅で使える補聴器の温風乾燥機などが登場したりと、
以前に比べると、補聴器の「湿気対策」は充実してきているような感じがします。



では、「お家に強力な乾燥機があれば、お店でのメンテナンスは要らないの?」というと…
答えは「必要!」です。

というのも、補聴器の不調や故障の大敵はもう一つあるんです。

それが、「耳垢」などの汚れの詰まり。

補聴器の耳に入れる部分には、補聴器が拾った音を大きくして耳に届ける「音の出口」があるのですが…

ここに、結構「耳垢」が詰まるのです。

もちろん、表面の耳垢や汚れは、ブラシなどで、ご自宅でもある程度取り除けたりするのですが、
実は耳垢の侵入は表面だけにあらず。

耳栓を取り外した、この部分や…

さらに、場合によってはその奥まで耳垢が詰まっていたりするのです。

音が出る部分が詰まってしまうと、音が小さくなってしまったり、まったく音が出なくなってしまったり…
「なんか、急に音が出なくなった~」と、お持ちいただいた補聴器を見てみると、
音の出る部分が完全に汚れでふさがれていた、というのは結構多いです。

そんな時、お店では、汚れが詰まってしまったパーツを取り除いたり、

バキュームで汚れを吸い取ったりするのですが…

あまり補聴器内部に汚れが侵入していたりすると、
お店では直らず、メーカーに修理に出さないといけないこともあるので、
乾燥機を持っていても、できれば1~2カ月に1回、少なくとも3カ月に1回は、
お店にメンテナンスにお持ちいただけると安心です。

耳にスッポリ収まる「耳穴式」タイプも同様、耳垢詰まりはどうしても発生するので、
メンテナンスにお持ちくださいね!

汚れを取り除いた後は、もちろんしっかり乾燥も行います♪

補聴器を長く快適にお使いいただくためにも、
定期的なご来店をお願い申し上げます。


衣笠店 2021-06-27






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