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[久里浜店] 2021-11-09

「聞こえない」とは?

こんにちは!

本日はしっかりした雨が降り続けています。
季節の変わり目を感じます。きっと寒くなるんでしょうね。
ウーッ、寒いのは苦手なさいとうです
お元気ですか(^^♪

さて本日は難聴が始まるとなぜ言葉が聞き取りにくくなったり早口が分からなくなったり雑音の中で聞き取りにくくなるのでしょう。詳しく解説いたします。



「聞こえない」にはいくつかに分けて考えることができます。

(言葉を聞き分けられなくなる)
音を感じる内耳や聴神経及び中枢の働きが悪くなると、言葉を聞き分ける能力が低下します。この症状が出ると、ただ単に音を大きくするだけではよく聞こえません。

(聞きたい音を選別できなくなる)
本来、聴力には耳と脳の協力作業で多くの音の中から聞きたい音を選ぶ能力があります。しかし、聴力が低下すると、内耳による音を識別するフィルタの機能が劣化する場合があり、音を選び出せなくなってしまいます。そのため、雑音の中から聞きたい会話の音を聞き分けることができないなどの症状が出るのです。



(早口の会話が聞き取りにくい)
早口で話されると、会話の内容がわかりにくくなる、または、全くわからなくなることがあります。年齢を重ねるにつれ、手足や体の動きが緩慢になり、若い時のように俊敏に動けなくなります。耳も同じように耳に入った会話音声を瞬時に処理できなくなります。また、雑音の中から聞きたい音を選び出すことが困難になってきます。これらの症状の多くは、耳から入った音を中枢で処理する時間が長くなったために起こるといわれています。また、左右の耳に達する音の微妙な時間的ズレを脳が識別しにくくなることによっても起こります。


以上のように聴力が低下(難聴になる)すると、小さな音が聞こえないだけではなく、言葉が理解しにくくなったり、周囲の雑音(騒音)のために会話がうまくできなくなったりします。
補聴器は言葉を聞き取りやすくしてはくれますが、若い時のように会話が聞き取れるわけではありません。周りの環境や、話すスピード理解力によって変わってきます。周りの方はゆっくり、ハッキリ普通の声の大きさで話し掛ける必要があります。
(補聴器により音程(ヘルツごとの修正)や音の大きさは適正になっています。大きな声は必要ありません。)
補聴器使用者本人は自分にとってしゃべり方が早かったり、声が大きいようであれば「もう少し声の大きさを抑えて、ゆっくりしゃべってね。」と相手に伝えて下さい。
世界のどこよりも日本は優しい国なので、難聴者のことを理解できればきっと難聴者にとってとても過ごしやすい国になるのではないでしょうか。


聴力相談は是非ご家族とお越し頂き、認定補聴器技能者とご相談ください。

アレンズさいとうでした(*´ω`)


久里浜店 2021-11-09






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