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[久里浜店] 2020-11-01

補聴器のお手入れ

こんにちは!
アレンズさいとうです(^^♪

最近の朝晩は寒いです。今シーズン初のコートで出勤しました。
皆様、お元気にお過ごしですか。
さて、今回は補聴器のお手入れについてお話ししたいと思います。

なぜ、補聴器はお手入れが必要なのか。
ぱっと見た目は全体が密閉されているように見えます。


しかし補聴器は言葉を聞くための道具。これだけデジタル化が進み最近では人工知能を搭載するまでになってまいりましたが、どうしてもデジタル信号をアナログ化して音に変換しなくてはなりません。音はご存じのように空気の振動です。音が耳に入って聞こえるためにはどうしても空気の振動がおきるための「音が入る穴」と「音が出る穴」が必要です。
その穴から湿気も入ってきます。(入りにくいように工夫はされていますが限界もあります。)
なのに湿気が多い耳穴にはどうしても入れなければなりません。そのために補聴器はどうしてもお手入れが欠かせません。
湿気や水は補聴器の大敵です。補聴器における故障の原因として多いのは、汗や湿気によるものです。補聴器は体に着けているので、常に人間の汗等による湿気にさらされています。また、梅雨時期~夏は湿度が比較的に高い季節なので、補聴器内部にだんだんと湿気がたまっていきます。
この、補聴器内部にたまった湿気が故障を引き起こすことがあります。補聴器は精密機械です。水分は内部にある精密部品に影響を与えたり、腐食を引き起こしたりする可能性があります。耳かけ型補聴器の場合は、耳せんと本体をつなぐチューブに水滴が発生して、音が聞こえづらくなることもあります。その為に乾燥ケースに入れたり、ハケでお掃除したり布で拭いたりします。

では自分のお手入れだけで十分なのでしょうか?
答えは「ノー」です。補聴器販売店では、毎日自宅で行うことが難しい徹底的なクリーニングと乾燥を行うことができます。耳せんとチューブを補聴器から外して洗浄し、補聴器本体と一緒に専用の器械でしっかり乾燥させてから、補聴器に装着します。
補聴器は精密機器ですので、掃除や部品交換は丁寧にやさしく行う必要があります。ご自身でうまくクリーニングできない場合には、無理をせずに補聴器を購入した販売店で掃除をしてもらいましょう。

アレンズ店では、クリーニングだけでなく、補聴器の状態や器種にあわせて点検や調整も行っていますので、定期的にお店に通い認定補聴器技能者に補聴器の状態を確認してもらうことをお勧めします。



難聴の方にとって補聴器は毎日の生活に欠かすことのできない大切なパートナーです。補聴器を良い状態に保つには、毎日のお手入れがポイントとなります。丁寧にお手入れして、大切に使っていただくと、補聴器は長く活躍し続けることができるでしょう。
また、定期的に補聴器を購入したお店に行って、メンテナンスをしてください。
アレンズでは特別な器械でお手入れをさせていただいております。
ぜひ、お越しください。お待ちしております。

アレンズさいとうでした(*^^*)



久里浜店 2020-11-01






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