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[衣笠店] 2020-01-31

難聴≠「きこえない」。きこえないことで起きること

1月ももう終わり!
“1月は行く、2月は逃げる、3月は去る”と、
中学・高校で先生方によく言われたものです。。。
ずいぶんと昔のことを思い出してしまいました( ̄▽ ̄)

さて、時間が経つのが早い、という感覚は
どなたにでもあるかと思いますが、
時間の経過と共に生じる心身の変化には
自覚しにくい・しがたいものがあります。
中でも聴力はその最たるものといってもよいのではないでしょうか。
今日は「きこえないこと」がどのような影響を及ぼすのか
ご紹介します。



健聴者は
普段「きこえる」ことの大切さを実感することはありませんが、
聞こえることは日々の生活の中で、人々との関係を保つために
非常に重要な役割を果たしています。
友人と話す、自然の音を聞く、音楽を楽しむ、危険を感じ取る、などは
全て「きこえ」があってこそできることです。


耳は、驚くべき高度な機能を備え、非常に複雑な動きをしています。7,000 もの音階を聞き分けたり、脳が音の方向を感じ取るための補助をしています。

一般的に、加齢による難聴は何年もかけてゆっくりと症状が進んで行きます。難聴者自身では自分の聞こえが低下していることになかなか気付くことができません。多くの場合、家族や友人、同僚が、あなたより先にあなたの聞こえの問題に気づきます。

電話の相手に何度も同じことを聞き返すことはありませんか?
テレビやラジオの音量が大きすぎると家族に言われませんか?
レストランや騒々しい場所で周りの人との会話に聞き逃しがありませんか?
家族とのお祝い行事などの時、よく聞こえないせいで疲れを感じませんか?
静かな場所での対面での会話なら楽に聞き取れるのに…と感じませんか?


これらは全て典型的な聴力の衰えのサインと考えられますが、
難聴は耐えなくてはならないものではありません。
適切な解決策で聞こえを改善することができます。
補聴器をつける決断をするのは、多くの方にとって難しいようですが、
補聴器をつけないまま時間が経ち、
聞く力を一層低下させてしまうケースも多くあるのです。

聞こえに不安を感じたら、できるだけ早く対処することをお勧めしています。聴覚は人体の他の部位と同じで、器官を使い、刺激を与え続けなければ衰えてきます。脳は常に聴覚からの刺激を受け、日々音を聞くトレーニングをしています。この刺激が無くなると、聞く力が低下するだけでなく、次第にコミュニケーション能力も衰退していきます。そのため、いざ補聴器を装用した際に聞こえに慣れることが難しくなってしまいます。


【聴力の低下が及ぼす影響】

注意力の低下
会話の聞き取りの低下
コミュニケーション力の低下
記憶力の低下
未知なものへの探求心の低下
職務効率の減退
他人からの認識・関心の低下
イライラ、ストレス、憂鬱などの精神的な不安定
引きこもりや社会からの孤立化


難聴は、耳の構造の中で、どこでも起こる可能性があります。外耳や中耳の機能不全は、一般的に投薬や手術で改善が見込めます。しかし、難聴の80%は、内耳の機能不全によって起こっています。今日では、補聴器によって多くの内耳のダメージを補うことができるようになりました。

よりよい聞こえを取り戻すと、社会との関わりが著しく改善したり、身体的にも精神的にも安定したりしてくる方もいます。補聴器を恐れずに、装用に積極的になってみませんか?
ぜひ、お気軽にご相談ください。


衣笠店 2020-01-31






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